恋をリリース

松任谷由実( Matsutoya Yumi ) 恋をリリース歌詞
1.恋をリリース

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

彼女とうでくみやって来て 急にかくれないで
張り合おうなんて思わない 手放した恋だもの

誰が悪いっていうわけじゃない なのにこの気持どうして
別に理由なんかいらないわ ハートには羽根が生えてる

ずっと かっこつけててね もっと 素敵になってね
ちょっと マジメになって 誰か愛して
きっと キライになれない そっと しまっておきたい
だって みじかくても 夢中だったひと

ちゃちな指輪でもうれしくて 太陽にかざしてた
ある日セーターにひっかけて 宝石(いし)だけ失くしてた

何にこだわってたのかしら こぼれ落ちた涙と
笑いはじけた時だけが 瞳の底に残った

ずっと あとにはひけない もっと 素直になりたい
ちょっと 思い出したい淋しいときは
ぐっと やさしくなれそう ふっと ふりかえれるかも
おっと 私ゆくわ 次が待ってる

わかってる いわれなくたって 彼はまだ子供だって
わかってる 痛い目にあって 人は皆大人になれる

ずっと かっこつけててね もっと 素敵になってね
ちょっと マジメになって 誰か愛して
きっと キライになれない そっと しまっておきたい
だって みじかくても 夢中だったひと

ずっと あとにはひけない もっと 素直になりたい
ちょっと 思い出したい淋しいときは
ぐっと やさしくなれそう ふっと ふりかえれるかも
おっと 私ゆくわ 次が待ってる


2.夜明けの雲

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

薔薇色の雲が あなたを照らして
ふりむけば まるで 遠い日のまま
私ひとり 残さないで
あてもなくかすれゆく 煙のように

優しい嘘より 激しい真実
なぜかしら いつも 選んでいたわ
見守るしか できない夜も
心だけ寄りそって 旅してきた

めぐりめぐる季節 いくつ過ぎていったの
ただひとつのぬくもり 何があっても消さない

ときには素直に 瞳をのぞいて
失った思い出 とり戻しましょう
銀細工のフォトフレーム
空映す窓よりも 遥かな影

めぐりめぐる季節 いくどやって来ても
この想いは死ぬまで あなたさえも消せない

めぐりめぐる季節 どこへ流れてゆくの
ただひとつの灯 何があっても消さない